リンジーの人生日記

平凡に見えて、色々あるんだ

社内 教育担当がすべき事とは

「人が足りないから売上げが伸びない」
「人によってパフォーマンスに差がある」
営業現場からは言い訳がましい悲鳴…

それに対して経営陣は根性論を返すしか能がない。

 

 

みたいな光景って、いろんな職場さんで捨てるほどあると思います。

 

すぐに人が辞めていき、世に提供したい「価値」や「ミッション」はただの絵に描いた餅であり続ける。…それ、やっぱ悲しいです。

 


そもそも組織における人材育成担当部門のすべき役割とはいったい何だろう。人事や人材開発に関わっていない身でも、概要を知っておくことは自身の利益になるよね。ましてや自分でビジネスを興し、いずれ人を雇うとなれば絶対知っておくべきだと思います。

 

私なりに経験と勉強で得たことをまとめてみました!



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(みなとみらいのナチュラルクレープは珍しいグレープフルーツ入り。旨い)


人材育成担当の役割


・会社の人材育成体制をつくること
体制がないところに、継続的・効果的な教育は生まれない。「体制をつくる」というのはこんな感じになる。
 
  社内における人材育成の体系づくり
  教育推進をおこなう組織の作成
  トップや監督責任者をふくめての責任の明確化
  人材育成制度の設定
  予算設定
  人材育成計画の立案
  社内の各部門ごとの育成計画の審議や立案



・会社全体に 教育・育成の必要性を示し方向を定める
業務を行う中で現場でみつかるリアルな育成・教育ニーズはもちろんのこと、教育担当者として社会的な見地をからめて、組織に必要であると思われる具体的な育成・教育のテーマや課題を絞り込み、方向を定め、示す。
組織内で本当に必要されているものや、優先度をよく吟味することが大事。



・会社のトップや監督責任者と仲良くし、彼らが会社をどうして行きたいと思っているのかををよく理解する
社会一般的な「よさ」とか「正しさ」をそのまま組織の教育の目的地においても意味がない。その組織、会社が目指す姿や理想を実現するための人材育成やカルチャー作りをするべきだ。
だからこそ、組織の目指す方向はよーく把握しておかねばならない。
教育を実施していく中でも、ニーズや方向性を理解し、またトップや監督者から理解してもらい協力を得ることは必要不可欠。 特に落ちてる利益改善などを目的にして始まる人材育成とかだと、教育担当はマネージャー陣あたりから嫌われやすいからね。



・教育の実施
社外のセミナーを利用する
社内でOJTをおこなう
合宿をおこなう
  
などなど、具体的な教育のプログラムをつくり、それらを実施すること。組織の規模にもよるけれど、割と忙しいよねきっと。
  




・個人個人が自ら「成長したい」と思える企業カルチャーを創っていく
自発的に成長を望むようなスタッフは増えれば増えるほどいいのだ。最大の教育は自己啓発。そんな土壌をつくれたら最高だ。





 

基本的なことなんだけど…、計画的にできるかどうか、それが難しいところです。そして企業文化をどのように組み込んでいくかも。

よい企業文化を育むつもりで、担当者には頑張って頂きたいです。